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3D無線クラブ 3D RADIO CLUB

33、BCL 中波用周波数コンバーターの作り方

500KHZ〜1700KHZを28.5MHZ〜29.7MHZに周波数変換します
中波 AMラジオ放送帯を、28MHZ帯の受信機で聞くことが出来ます
DBM(ダブルバランスミキサー)を採用し、受信特性の改善にトライしました
また、入力に同調型プリアンプを接続し、低雑音、高感度を試みました

@DBM 部 A水晶発振局発部 Bプリアンプ部 3つのユニットに分けてを製作します

@ DBM 部

@DBM 部の作り方

@プリント基板に構成図のように、5mm角ほどの、
  ランドを13個作ります
  (基板を削る、または、基板に小さく切った小間ランドを瞬間接着剤などで貼り付ける)

AトランスTを2個、フェライトコアに巻いて作ります(同じもの)

B基板にトランス(コア)、ダイオード、抵抗を半田付けします

100KHZ〜50MHZで使用できそうです

T トランスの構成図

DBM部 構成図

DBM部 回路図

 
DBM 用トランス コアの巻き方
フェライトコア FT-50-77に0.26PEW線でトリファイラ(3本線)7回(コア内通過数)巻きます。
コアが小さい、線が細いので注意して巻きます。
1、0.26PEW 線40Cmを三つ折りに曲げ13Cmほどの3本線にします
2、フェライトコアに0.26PEW 線を通し、片側を、2Cmほど残して巻き始めます
⇒トリファイラ巻きで7回(コア内通過数)巻きます⇒そして、テスターなどで、3本線を区分けます
⇒区分けた、3本線の巻きはじめと巻き終わりの(BとA´)だけをつなぎます


A水晶発振 局発部

手元にあった、42MHZのX'talを、原発の14MHZで発振させ 2逓倍して28MHZにしました
+10dBm以上の出力が得られます

X'talを、新たに確保するときは28MHZ にして下さい 回路が簡略できると思います

2SC2498は、足の配置が異なりますが2SC1906などでOKです
コイルは、28MHZのハムバンドコイルを使用します

A水晶発振 局発部の構成図

局発部の回路図

Bプリアンプ部

プリアンプ部の作り方

20、BCL 中波帯用受信プリアンプの作り方で製作したものです、詳細はそちらも参考にして下さい
チップ型のデュアルゲートGaAs MES FETを使って、高感度、低雑音の同調型受信専用プリアンプを作ました
同調回路に、ツインタイプのバリキャップダイオードを採用しました
500KHZ〜2000KHZで、 30dB以上の高利得、低雑音で、受信機の感度不足にかなりの効果が見込めます。

プリント生基板にチップ型のデュアルゲートGaAs MES FETを裏返しで、瞬間接着剤で接着しチップ型FETの端子の基板とのすきまに3mm角ほどの(薄い0.8mm以下の)プリント基板の小間を、瞬間接着剤で張り合わせてランドを作ります

プリアンプ部 構成図

 


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