QRP用    1.8〜50MHz 帯  10W     50Ω 1:1アンテナバラン組立部品セット
 KIT-DB-50-QRP  

小型なフェライトコア を使用して、50Ω 1:1 小型軽量アンテナバランを作ります
同軸と、耐熱被膜線をフェライトコアに巻きつけて作ります
簡単な構造ですが、同軸使用で、高特性が実現できます
1.8MHz〜50MHZのアマチュアHF全バンドで、良好に使えそうです
動作テストしましたが、10Wで、十分使用できそうです
QRP用小型軽量 50Ω1:1バランの作り方

小型なフェライトコア FT-50-43に、細い50Ωの同軸 2310を25cm と
 0.4mm程の通信線やラッピング線などの耐熱被膜線を25cm程用意します

コアの巻き方のようにコアに巻いて作ります
小型なプラボックス SW-40(40×30×20mm)に収めて完成です

構 成 図

組立完成例

回 路 図

SWR :  500KHz〜120MHzで 1.1以下
145MHzで、1.2  200MHZで、1.5
許容入力電力: 10W
プラボックスサイズ: 40×30×20mm
部 品 表
フェライトコア FT-50-43---1
2310同軸-----25cm
0.4mm被膜線------25cm
BNC型接栓座BNC-BR----1
プラボックスSW-40----1
(40×30×20mm)
アンテナ端子---2組

BNC-BRのテフロン絶縁部分はカッターなどでカットし、端子も短くカット処理します

プラボックス内のスペースが広くなります

処理前



処理後

     フェライトコアの巻き方               

1、25cmの細い50Ω同軸 2310を
半分ほどで折り返します

2、同軸をフェライトコアFT-50-43に
約半分の長さで通します

3、半分の同軸を5回巻きます
(コア内通過数)

4、もう片側半分の同軸を図のように
反対側に引張ります

5、同様に5回巻きます
(コア内通過数)

6、同軸の間に0.4mm線を
          約半分の長さで通します

7、半分の0.4mm線を同軸の間に
5回巻き込みます

8、もう片側半分の0.4mm線を
   図のように反対側に引張ります

9、同様に5回巻きます
(コア内通過数)

10、0.4mm線は、下図のように交互して不平衡側の同軸網線と、
平衡側(アンテナ)は、同軸の芯線と接続します

コア完成例


   SWR測定方法        

抵抗は短く接続します
(コアに直に接続した方が測定誤差は少ない)

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