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35、高周波電流、電圧検出器の作り方

電波障害測定用に! 電界強度測定用に!

手元にあるメーターとクランプコアを使ってコモンモードフィルターの効果がチェックできる高周波電流検出器を作りました
簡易電界強度計に、クランプコアをプローブにして高周波電流を検出します

さらに、入力を切替えて、高周波電圧も検出出来るようにしました(簡易ミリバル)
相対的比較測定が出来ます

簡単な構成ですが、1台あれば、役に立って、便利です

クランプコアに1〜2回(コア内通過数)巻いて電流検出プローブにします VR10KΩでメーター感度調整します

電波障害測定用に! 電界強度測定用に!

 高周波電流、電圧検出器 電流検出クランプ付
  RF Current Voltage Detctor

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 操作面の説明 

メーター感度調整VRは
真上で最大右方向で減少します

注:メーター表示dBは校正されていません

クランプコアのツメを手前に
1つづつ引くとクランプが開きます


IN入力
-5dBm程から10KHZ〜300MHZではメーターが振り出しました(300〜500MHZは-3dBm)

CLAMPでは、
1.5〜60MHZの感度が良いです
430MHZでも検出できました

ケーブルを通し閉めます
スイッチをCLAMP側にして
測定します

本器には、2つの測定モードがあります

切替スイッチで、CLAMP または、IN を選択します

CLAMPでクランプコアをプローブとして使用し、測定点での高周波電流を測定(相対的)します、

INで、アンテナや、ケーブルを接続して、 高周波電圧を測定(相対的)します

@CLAMP
 クランプ プローブに、ケーブルを挟み込んで混入する高周波電流を検出します
  (8Dの同軸12mmφまでの線材がクランプできます)

AIN
 RF回路のレベル測定、RFミリバルとして、電界強度の測定などが簡易的にできます


電波障害測定用には
本器をCLAMPモードにします
障害の混入経路と思われる配線(同軸、電源コード、電話線など)をクランプして、検出出来るので、どちらが、どこが、可能性が高いか判断予測が出来ます
コモンモードフィルターを挿入前と後で測定すれば、メーターの振れ具合で効果がわかります(注意:メーターが振れるから、障害が発生するとは限りません)

目的周波数のアンテナを直に
又は、同軸ケーブルで接続
スイッチをIN側にして
測定します

小電力無線機の出力比較
発振器の発振源の検知
電波もれの検知


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