↑スポンサーリンク

DDD 3D無線クラブ 目次へ     無線あそびのススメ 
3D無線クラブ 3D RADIO CLUB

NO.39   50Ω リターンロス ブリッジの作り方

アンテナ、フィルター、ほか入出力 VSWR特性が測れる リターンロスブリッジを作ります
IN(入力端子)に、SSG(標準信号発生器)や、トラッキングジェネレーターなどの信号源を接続し、
OUT(出力端子)に、スペクトラムアナライザー、受信機、レベルメーターなどを接続して測定します
TEST端子にアンテナ、フィルターなどの被測定物を接続します
今後、信号源になる、信号発生器や レベルメーターほかも 製作しようと思います
50Ω リターンロス ブリッジの作り方
入手可能な、小型金属ケースに組み込みます
部品数が少ないので結構簡単に製作できると思います
@ケースに3個のコネクターを取り付けます(N, M, BNCなどの)
Aケースコネクターの内寸法に合わせた、プリント生基板をコネクターのGNDに直に半田付けします
  (基板をコネクターの芯線側に出来るだけ近づける、高い周波数の特性が良好になります)
Bコアに同軸ケーブルを巻いてアイソレーショントランスを作ります
C抵抗と、Bで作ったトランスを構成図のようにコネクターに配線します


 リターンロス ブリッジの構成図 

 回路図 

T:アイソレーショントランス

部品表

50Ω1/4W 1% 金属被膜抵抗×3

FT-37-77  フェライトコア×2
2310  50Ω極細同軸ケーブル×30cm
同軸コネクター(N, M or BNC)×3
小型金属ケース×1
プリント生基板×1

アイソレーショントランスの作り方

モガミ電線の極細同軸 2310 を30cm使い、
2個のフェライトコア FT-37-77に
各6回(コア内通過数)巻いて作ります 
1MHZ〜300MHZ程まで良好です




巻数やコアの材質により周波数範囲が異なります

製作例

タカチHD 9-4-3(HAMMOND 1590A)のケースで製作した例



DDD 3D無線クラブ 目次へ戻る
                        Copyright(c) 2003 3D RADIO CLUB All rights reserved