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NO.41  12Vシールドバッテリー用充電器の作り方

アマチュア無線移動運用などに便利な、小型12V シールドバッテリー用の充電器を作ります
安価な 12V 7Ahのシールドバッテリーを手に入れたので、簡単な充電器を作りました
電源部、充電器部に分けて作ります
電源部は、NO.
36 直流安定化電源の作り方でも使った安価なトランスを使用します
また、電源部は、1Aほどの15V〜24VのACアダプターが、使えます 
充電器部には、3A可変型レギュレーターIC LM350 を使用します

充電するバッテリーは、充電する前に、テスターで12V以上あるか電圧チェックします
12V以下のバッテリーは、不良の可能性がありますので充電は止めておきます 
不良のバッテリーを接続して充電すると、過大電流が流れて、充電器もこわれてしまうことがありますので注意し下さい

バッテリー充電方法


充電器部の作り方

部品数が少ないのでICを固定して空中配線やユニバーサル基板で配線できると思います
ナショナルセミコンダクター社のIC 可変型3端子レギュレーター LM350 のデーターシートのアプリケーション・ヒントにある回路に、追加で充電表示出来るようにしました、充電器にバッテリーをつなぐと、LEDが点灯します
ICのLM350は、絶縁して放熱器(ヒートシンク)に取り付けます

充電するバッテリー電圧が12Vのとき、約 1A の電流で充電します
少しづつ充電されると、バッテリー電圧は上昇しますが、充電電流は次第に減っていきます
満充電(14V弱と思われる)に近くなると、少しの電流しか流れません 長時間充電しても過充電にはなりにくいです
12V 7Ahのシールドバッテリーを12Vから充電すると、10時間以上必要です
シールドバッテリーは、使った分だけ、こまめに充電した方がよさそうです(過放電は禁物です)
良否のわからないバッテリーを充電するときは、1Aのヒューズを挿入した方が良いと思います
入力にDC15〜24V
1Aほどの電源を接続し、出力に充電するバッテリーをつないで充電します



抵抗 *0.15Ωは0.2Ω2W以上でもOK
240Ωは、120Ω+120Ω直列接続
2.5kΩは、1kΩ+1.5kΩ直列接続でも可
* 2.2KΩを10KΩほどのVRにしてLED充電表示の設定可
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参考資料
 ナショナル セミコンダクター ジャパン ホームページ http://www.national.com/JPN/   
   LM350 データーシート http://www.national.com/JPN/ds/LM/LM350.pdf
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電源部の作り方
 NO.36 直流安定化電源の作り方でも使った安価なトランスを使用します
   トランスは、15〜24V 1A以上のものならOKです
 
 1A以上の15V〜24VのACアダプターが、あれば電源部として使えます



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充電器部試作例

上記の電源トランスは、
大進無線の バーゲンセールコーナーにあります
2004.01.07 完売となりました

大進無線の バーゲンセールコーナーにあります
完売となりました

12V 7Ah  中古 シールド バッテリー


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