コウモリなどが発する超音波は、人の耳に聞こえないので、この
20〜120KHZの超音波を可聴域の音に周波数変換して再生する超音波ディテクターを作りました
マイクで拾った音をHPF(20KHZ以上)を通して増幅し、
IC 4046で発振させた、20〜120KHZ と混合して 可聴域の音に周波数変換します
マイクには、身近にある、高い周波数まで使えそうな小型
6mmφ コンデンサーマイクを使ってみました (良くある10mmφのコンデンサーマイクでは、うまくないようです、電話器に使われていたセラミックマイクより 6mmφの小口径のコンデンサーマイクの方が感度良かったので今回使うことにしました) 局部発振部は、製作が楽な 4046 で 20〜120KHZほどを可変できるようにしました 混合は、トランスとダイオードの DBM で、LPF(10KHZ)の後、増幅して、SP,イヤホンを鳴らします 電磁波の影響を受けやすいので、シールドした方がよさそうです
近所で、コウモリを見たことがあるので、夜出かけて行き、確認してきました 40KHZ付近で、6〜10mほどの範囲で聞こえてきました、 また、近くの交差点の超音波式車両感知器の
26KHZも確認できました これは、強力です
コウモリほかイルカも ネズミ、昆虫なども超音波をだすようですね 自分の指どうしをこする音とか、物がこすれ合う時、かさかさ音、足音のこつこつ音、自動車のキーのカチャカチャ音にも超音波が含まれているようです
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