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NO.49  乾電池1本 1.5Vで動作する低周波発信器の作り方

低周波発振回路には、大きく分けて、CR(コンデンサーと抵抗)方式と トランス方式があります
最近は、ほとんど CR方式のようです
ここでは、CR方式と トランス方式、両方の、
乾電池1本 1.5Vで動作する低周波発信器を、作ります
 * CR(コンデンサーと抵抗)方式で、スピーカーを鳴らす CW電信(モールス)練習機(ブザーとしても使える)を、
 * トランス方式で、 シグナル・インジェクターを作ります
 
*** CW電信(モールス)練習機 (ブザーとしても使える)の作り方 *** 

トランジスターは2SA1015 と 2SC1815を使用します

コンデンサーと抵抗の値で、発振周波数が変わりますので、 R1 を 1MΩ程のボリュームにして発振音周波数を可変できます 

キーまたは、スイッチを押したとき ”ピー”とスピーカーから、聞こえます

また、スピーカーの変わりに 8Ωの抵抗にしてコンデンサーをかいして、外部にとりだしも出来ます(シグナル・インジェクターとしても使えます)

 
*** シグナル・インジェクターの作り方 *** 
アンプや受信機調整に、故障発見に便利な、 シグナル・インジェクターを作ります

文献*1に回路図がありました
トランジスター2SC1815、トランス、コンデンサーと抵抗で作る、簡単な回路です


文献*1の回路図のトランジスターを
2SC1815に変更して実験製作しました

  修理再生した NEC SI-7 シグナル・インジェクター  

知人が、その昔 NECの技術講習会に参加して、
頂いたという  SI-7 シグナル・インジェクターですが、右の通りで、もとの回路がわからないので、上記回路で、修理再生しました

バラバラで持ち込まれた知人の
NEC SI-7 シグナル・インジェクター


文献 *1=初歩のラジオ別冊 「アマチュア無線アイデア百科」P76、P166 .誠文堂新光社 1974年2月28日発行

2004/07/20


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