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3D無線クラブ 3D RADIO CLUB

NO.51  受信用減衰量70dB (50Ω) アッテネーター(減衰器)の作り方

受信機の調整等に便利な、アッテネーター(減衰器)を作ります
減衰量の大きいアッテネーター、固定減衰量 70dB ATT を作ります、
3連の20dBのπ型ATT  + 10dBのπ型ATTの接続で、総合で70dBのアッテネーター(減衰器)になります
また、10dBと、20dBATT回路の組合せで、10dB、20、30、40、50、60dB、などのアッテネーターが組めます
 
*** 減衰量70dB 50Ωアッテネーター(減衰器)の作り方 *** 

プリント生基板に小型の抵抗を、横に寝かせて、GNDは基板直に、半田付けして配線します
抵抗と基板間は、下図のように、出来るだけ近づけて配置します
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1段で減衰量の多い70dBものATT回路は、通り抜けがあるようなので、20dBATT回路3段と、10dBATT回路1段の接続構成とします
さらに、隣の段のATT回路同士は、構成図の通り反対側へ離して配置配線します
UHFでも対応にするためには、金属ケースにしっかり固定し、コネクターとプリント生基板は、銅板や真鍮板でつなぎます、
また、回路とコネクターは同軸で、つなぎます

20dB ATT、10dB ATTは、下記のように、入手し易い、抵抗値の組合せにしました
試作では、誤差5% 1/8Wの抵抗を使って見ましたが、DC〜1300MHZで減衰量68dB±1dBと十分使えることが確認できました
出来れば、誤差1%の抵抗がよいと思います

 

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製作例 アルミダイキャストケースに組み込んだ試作製作例

参考資料:CQ Ham Radio誌1997年12月号P125 入手可能な抵抗で作るアッテネーター JA6GW 今村桂一郎氏

2004/08/07


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