↑スポンサーリンク

DDD 3D無線クラブ 目次へ     無線あそびのススメ 
3D無線クラブ 3D RADIO CLUB

NO.55  50Ω⇔75Ω 低損失インピーダンス変換器の作り方

10MHZ〜1000MHZで使える、50Ω:75Ω トランスタイプの低損失インピーダンス変換器を作ります
50Ω測定器で75Ωラインを(または、75Ω測定器で50Ωラインを)測定するときなどに便利に使えます

入手可能なフェライトビーズ FB101-43 2個を メガネコアのように横に重ねて、作ります 
フェライトビーズ FB101-43 2個 相当品に、0.18mm UEW
ポリウレタン銅線を6回巻き(5回目にタップとる)して作ります

手持ちのシールドケースに組み込んだ試作器は、
10MHZ〜1000MHZの範囲で挿入損失 -1.5dB以下で十分使えそうです

||||||||||| 10MHZ〜1000MHZ50Ω⇔75Ω 低損失 インピーダンス変換器の作り方 ||||||||

@フェライトビーズ FB101-43 2個を メガネコアのように横に重ねて使用します、
約25cm の0.18mmUEW ポリウレタン線を「トランスの巻き方」のように巻きます
まず0.18mmUEW線の片端を5cmほど残して、5回巻き(コア内通過数)して2cm程折り返してよじり合わせてタップ取り出しにします、
更に1回巻き込みます、合計6回巻き(コア内通過数)します

A巻いて作ったトランスの、巻き始めは 共通GNDに、5回目タップは 50Ω端子へ、6回巻き終わりを 75Ω端子に結線します

小型の金属ケース(シールドケース)などに、コネクターを直取付けします、
試作器は、BNCP-BR(50Ω) / F-J(75Ω)で製作しました 

配線は出来るだけ短くします、またGNDどうしも短い銅板やシンチュウ板で結線して、高周波特性の改善をしておきます
   








.

50Ω:75Ω インピーダンス変換トランス 部品表

フェライトビーズ FB 101-43(相当品) 2
ポリウレタン銅線 0.18mm UEWなど 約 25cm

小型シールドケースに組み込んだ製作例


2006/04/22


DDD 3D無線クラブ 目次へ戻る

Copyright(c) 2006 3D RADIO CLUB All rights reserved